/更新:2024年12月01日 公開:2021年09月13日
写真データを保存したい!DVDとCDの違いは?メリットや種類を比較してご紹介
- # CD# Blu-ray(ブルーレイ)# デジタル化# 写真
写真をデータ化して保存する際に使用出来るDVDとCD。どちらにも写真データを保存できる分、どちらを使うべきか迷った経験のある方も多いでしょう。そこで今回は、写真データを保存できるDVDとCDの違いや、使い分け方法についてご紹介します。写真やアルバムをデータ化する際におすすめのサービスも合わせて紹介するので、ぜひご覧ください。
写真データが保存できるDVDとCDの違い3つ
写真データが保存できるDVDとCDそれぞれの違いを、容量、用途、価格に分けてご紹介します。
容量
DVDとCDは同じ12㎝のディスクのため見た目はとても似ていますが、構造に違いがあり、容量も異なります。CDのデータ容量は650~700MBなのに対し、DVDのデータ容量は4.7GB。DVDがCDの約7倍と大きな差があります。
用途
DVDは容量が大きい分、動画など大きいデータの保存に使われることが多い傾向にあります。写真の場合も、データが多い場合や高画質のデータを1枚に保存したい時はDVD、何枚にも分けてデータを取っておく場合や保存したデータを人に渡す場合はCDなどと使い分けるのがおすすめです。
価格
価格はどちらも品質によって大きな差がありますが、一般的に同品質の製品であれば、CDの方がDVDよりも低価格な傾向があります。また、一度しか書き込みができないCD-RやDVD-Rは比較的に低価格、書き換えやデータの追加ができるCD-RW、DVD-RWは便利な分、値段も高めです。
写真データをDVDに保存するメリットとデメリット
メリット | デメリット |
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DVDの最大のメリットは大容量なことです。大量の写真を保存したい時や高画質なデータを保存したい時には最適でしょう。その一方で、記録容量が大きい分、CDよりも繊細な作りになっています。定期的にデータの確認やバックアップを行う前提で保存しましょう。
高画質な写真を何枚も一括で保存したいという人はDVDの使用がおすすめです。
カメラのキタムラの「アルバムそのままDVD・ブルーレイ」サービスもおすすめ
思い出の詰まったアルバムが劣化する前にデータ化しておきたい、バックアップをとっておきたいという人におすすめのサービス。120ページまでのアルバムであれば中の写真の枚数を問わず1枚のディスクへの記録が可能です。また、ページそのままのデータ化、写真1枚ずつのデータ化の両方が可能です。ポケットタイプやスクラップタイプなど多様なアルバムに対応しており、レイアウトや書き込みもそのままデータ化できます。
「アルバムそのままDVD・ブルーレイ」サービスの詳細はこちら
カメラのキタムラの「プロフォトDVD」サービスもおすすめ
ネガフィルムからデータ化したいという人におすすめなサービス。シートごと、指定したコマごとのデータ化が可能なので、ご自宅に眠ったネガフィルムを一気に整理したいという際に便利でしょう。最大2400万画素相当の高解像度でデータ化が可能です。
写真データをCDに保存するメリットとデメリット
メリット | デメリット |
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CDの容量はあまり大きくない分、こまめにデータを保存したい人や写真データを人と共有する際には便利なメディアです。ただし写真が大量になると、何枚ものCDに分けて保存をしなければならず、保管に不便でしょう。
カメラのキタムラの「紙・写真をCDにデータ保存」サービスもおすすめ
プリント写真をデータ化しCDに保存できるサービスです。写真以外にも年賀状や書類、イラストなどのデータ化が可能。家の中にたまりがちな紙類を一括でデータ化して整理したいという際に便利でしょう。店頭で依頼後、最短1時間ほどで保存が完了するので、お急ぎの際にも安心です。
写真データが保存できるDVDの種類
名称 | 書き込み回数 | データ容量 | 価格 |
---|---|---|---|
DVD±R | 1度のみ | 4.7GB(片面) 8.5GB(両面) | 比較的安い |
DVD±RDL | 1度のみ | 8.5GB | 比較的高い |
DVD±RW | 約1,000回 | 4.7GB | 比較的高い |
DVD-RAM | 約100,000万回 | 4.7GB(片面) 9.4GB(両面) | 比較的高い |
CDと比べてかなり容量の大きいDVD。DVD±R、DVD- RAMは片面か両面記録かで容量が異なるので、確認してから購入しましょう。また、同じDVDでも+と-は規格が違うため注意が必要です。日本のDVDレコーダーは-が主流ですが、お持ちのドライブに対応している規格かよく確認しましょう。
「ビデオ用」と「データ用」のDVD
DVDには「ビデオ用(for VIDEO)」と「データ用(for DATA)」があります。テレビ番組などの録画をダビングする際に使用するのが「ビデオ用(for VIDEO)」、パソコン内のデータの記録に使用するのが「データ用(for DATA)」です。写真を保存する際は「データ用(for DATA)」を使用しましょう。
写真データが保存できるCDの種類
名称 | 書き込み回数 | データ容量 | 価格 |
---|---|---|---|
CD-R | 1度のみ | 650MB 700MB | 比較的安い |
CD-RW | 約1,000回 | 650MB | 比較的高い |
DVDと比べて容量が小さい分、規格もシンプルなCD。CD-Rは1度保存したデータを編集したり削除したりすることができないものの、ファイナライズ前であればデータの追加は可能です。こまめにデータを書き換えたいのであれば、CD-RWを使うとよいでしょう。
「音楽用」と「データ用」のCD
CDには「音楽用」と「データ用」があります。性能に違いはなく、どちらにも音楽・データともに書き込むことができるものの、「音楽用」は専用の音楽機器などにも適した加工がされています。その分「音楽用」の価格の方が比較的高価なので、写真の保存であれば「データ用」で十分でしょう。
写真をDVDとCDに保存するときの注意点
写真をDVDやCDにデータ保存することで、かさばるプリント写真が簡単に整理できるようになります。一方で、精密機器であるDVD・CDの取り扱いには注意が必要です。
高温多湿な場所を避けて保管する
DVDもCDも高温多湿な環境に非常に弱く、熱やカビによって簡単に再生できなくなってしまいます。特に、直射日光が当たる場所や熱のこもった車内は、数時間放置するだけでデータが壊れてしまうこともあるので注意しましょう。
ケースに入れて保管する
強い衝撃、傷やホコリでディスクが損傷すると再生できなくなる恐れがあります。ディスクは指紋が付着しないよう丁寧に扱い、万が一、汚れてしまった場合は、専用のクリーナーやメガネ拭きなどの柔らかい布で優しく拭いてあげましょう。保管時は、できればプラスチックのケースに入れて、立てて保管するとよいでしょう。
パソコン本体にもバックアップしておく
DVDやCDの耐用年数は数10年~100年程度と言われていますが、実際は保存場所など環境的な影響もあり、より早い段階で再生できなくなってしまうことが多くあります。物理的・化学的破損により突然データが消えてしまう可能性も否定できません。もしもに備えて、大切なデータはパソコン本体にもバックアップしておくとより安心でしょう。
DVDとCD、大切な写真データは用途に合ったディスクに保存しよう
写真データを保存することのできるDVDとCDの違い、それぞれの特徴についてご紹介しました。容量に大きな差がある両者でしたが、どちらも規格によって、用途や価格が異なります。大量の写真データを1枚にまとめたいのであればDVD、こまめにデータを入れて管理したいのであればCDなど、使い方に合わせて選ぶとよいでしょう。
大切な思い出をデータ化する際は、カメラのキタムラ「思い出レスキュー」のご利用もおすすめ。プリント写真はもちろん、アルバムやフィルムをDVDやCDにデータ保存することができます。カメラ専門店の豊富な知識のもと適切な保存方法をご提案するので、どちらに保存すればよいか分からないという際も、お気軽に近くのカメラのキタムラまでご相談ください。
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