/更新:2021年4月1日 公開:2020年07月20日
ビデオカメラのデータ保存方法6選!各方法の特徴やおすすめポイントを解説
- # DVD# Blu-ray(ブルーレイ)# ダビング# デジタル化
ビデオカメラで撮影した映像をデータとして保存したいという方も多いのではないでしょうか?ビデオカメラで撮影した映像は、誰かと共有したい、長く残したいという需要が高いものです。そこで今回は、ビデオカメラで撮影したデータをDVDやブルーレイ、クラウドなどに保存する方法を解説します。
ビデオカメラで撮った映像は保存・バックアップをとろう!
ビデオカメラで撮った映像は、カメラが故障するなどトラブルが起こると消えてしまうこともあります。また、何かの拍子で誤って削除してしまうリスクも考えられます。
他にも、映像が溜まり続けるとメモリの容量が圧迫される、万が一ビデオカメラをなくした場合に映像が手元に残らない、という懸念点もあります。
ビデオカメラで撮った映像は、内蔵メモリにそのままにせず別の場所へ保存するのがおすすめです。ビデオカメラ内以外に複数保存してあると、もしもの時に安心ですね。
ビデオカメラのデータ保存方法6選
ビデオカメラに撮り溜めたデータを保存する方法はさまざまです。主なデータの保存方法としては、以下の6つの方法があります。
- パソコンに保存
- DVD/ブルーレイディスクにダビング
- SDカードに保存
- USBに保存
- クラウドストレージサービスに保存
- 外付けHDDに保存
それぞれの方法でメリットとデメリットがあるので押さえておきましょう。1つずつ解説していきます。
1.ビデオカメラのデータをパソコンに保存
比較的新しいビデオカメラでは、パソコン本体とケーブルで接続できるようになっています。ケーブルの規格はビデオカメラのメーカーで異なり、汎用のものではなく専用のものを使用しなければならないことが多いです。
ケーブルでビデオカメラとパソコンを接続すると、ビデオカメラがデバイスの一部として認識され、フォルダ内を閲覧でき、フォルダ内にある動画データをパソコンに保存することが可能です。
ただし、保存するデータが多いとパソコンが重くなるので注意が必要です。また、パソコンが壊れた場合はデータが取り出せないというリスクも押さえておきましょう。パソコンへの保存は一時的なものにして、別の形で保存することをおすすめします。
2.ビデオカメラのデータをDVD/ブルーレイディスクにダビング
レコーダーかパソコンのソフトを使えば、DVDやブルーレイディスクにダビングすることもできます。レコーダーの場合も、ケーブルでビデオカメラと接続が可能です。また、同じメーカー同士であればリンク機能がある場合も。
一度データをレコーダーに取り込むことで、DVDにダビングすることができます。また、パソコンを使う場合も前記した方法でパソコンにデータを取り込めば、DVDやブルーレイにダビングが可能です。
ディスクへダビングするメリットは、テレビで楽しんだり、家族・友人に配ったりできるところです。DVDやブルーレイへのダビングは専門業者に依頼することもできます。
もっと知りたい
ビデオカメラの映像をDVDへダビングする方法
ビデオカメラの映像をDVDにダビングするには、主に以下のような方法があります。
- DVDデッキを使ってDVDにダビング
- パソコンのソフトを使ってDVDにダビング
DVDデッキを使ってDVDにダビング
DVDデッキとビデオカメラをつないで、DVDにダビングします。注意すべきは、ビデオカメラの端子・レコーダーの種類・動画の画質などによって、映像の取り込み方法やダビング操作が異なるということです。また端子の種類によって必要な接続ケーブルも変わるので、チェックしておきましょう。
パソコンのソフトを使ってDVDにダビング
DVDデッキがない場合にも、パソコンとダビング専用のソフトを使ってDVDにダビングすることができます。パソコンを使ってダビングしたい場合、ダビング用ソフトを準備しましょう。ダビングソフトは、市販のソフトや無料でダウンロードできるものもありますが、ビデオカメラに付属のソフトがついていることもあります。まずは、付属ソフトがついているか確認しましょう。ないようであれば、無料ソフトなどを準備してダビングしましょう。
ビデオカメラの映像のダビング方法をご紹介しましたが、どちらの操作も少々手間がかかります。不安な方や面倒な方は、専門のお店でDVDにダビングしてもらうことをおすすめします!
3.ビデオカメラのデータをSDカードに保存
ビデオカメラでは、内部メモリだけでなく外部ストレージを挿入してからの保存が可能です。最初から外部ストレージへ保存することもできますし、撮影したものを内部メモリから移行できるものが多いです。操作はビデオカメラから行うことになりますが、操作方法の詳細はメーカーによって異なります。
もし内部メモリの容量がいっぱいになっても、SDカードを入れておけば保存が可能です。ただし、SDカードの容量もいっぱいになると保存できなくなってしまうので、残容量を確認してから使用しましょう。カードが小さいので場所を取らない点もメリットですが、小さいがゆえになくしやすいので注意が必要です。
4.ビデオカメラのデータをUSBに保存
映像をパソコンに取り込んで、USBメモリに保存するという方法もあります。USBメモリは安価で持ち運びしやすく、コンパクトな点が魅力です。しかし、通電しないで放置するとデータが消える恐れがあるため、長期保存には不安があります。
5.ビデオカメラのデータをクラウドストレージサービスに保存
クラウドストレージとは、インターネット上に映像データなどを保存できるサービスのことを指します。目の前にデバイスがあるわけではないので、場所をとったりパソコンの容量を圧迫したりしないのがメリットです。
押さえておきたいのは、クラウドストレージサービスは、無料版と有料版があり、無料版では保存できる容量が少ないという点。特に、動画ファイルは容量が大きいので、無料版では容量が足りない場合も想定されます。有料版であれば、容量的には問題になることは少ないものの、数百円程度の費用が毎月発生するのが一般的です。
6.ビデオカメラのデータを外付けHDDに保存
パソコン経由か、機種によってはケーブルで直接外付けHDDに保存することもできます。
HDDは、他のデバイスと比較して容量が大きく安価なため、大容量のデータを保管したい場合に向いています。ただし、HDDは精密機器なので壊れる可能性もあり、バックアップをとっておく必要があると言えます。
4Kビデオカメラのデータを保存するには?
最近は4K映像を撮れるビデオカメラもあります。解像度の高い映像が撮影できるのが魅力です。4K映像も、従来の映像と同じようにパソコンやDVDなどにデータ移行することができます。
また、4K映像をブルーレイディスクに保存できるレコーダーもあります。ただし、4K映像は従来の映像データに比べてデータ量が大きくなる点は押さえておきましょう。
また、DVDに保存するにはパソコンに取り込みが必要な場合も。長期保存ではなく気軽に再生するなら、USBメモリへの保存がおすすめです。
ビデオカメラのデータ保存方法はさまざま!自分の用途に合った方法を探しましょう
ビデオカメラの映像は、そのままにしておくとビデオの故障や紛失で見れなくなってしまったり、何かの拍子で削除してしまう可能性もあります。内蔵メモリだけでなく、DVDやUSBメモリなど、他の場所に保存しておくと安心でしょう。ビデオカメラからのデータ保存には、解説したようにさまざまな方法があります。データを安心して残すためには、所有している機器やどのように保管するかによって、最適な方法を選択することが重要です。
ただし、自分でダビングを行うのは手間がかかってしまうのも事実です。用途に合った方法で、大切な思い出をきれいに残すためには、ダビングサービスを利用するのもよいでしょう!
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