/更新:2024年7月3日 公開:2020年05月08日
VHS(ビデオテープ)をDVDにダビング!レコーダーやパソコンを使う方法も
- # VHS(ビデオテープ)# DVD# CD# Blu-ray(ブルーレイ)# ダビング# デジタル化
昔VHSに録画した映像をDVDにダビングして保存したい、という方も多いのではないでしょうか?しかし、どのような手順で行えばいいのか、どんな機器が必要なのか分かりにくいでしょう。そこで今回は、VHS(ビデオテープ)をDVDにダビングする方法について詳しく解説します。
ダビング作業に入る前にDVDの種類の確認を!
DVDには「データDVD」と「ビデオDVD」の2種類があります。ディスクの見た目はまったく同じですが、それぞれラベル部分にマークが付いており識別が可能です。
VHSの映像をDVDにダビングする際には、録画に使える「ビデオDVD」を選びましょう。
DVDの種類 | 繰り返し録画 | 容量 | DVDの特徴 |
---|---|---|---|
DVD-R | × | 4.7GB |
|
DVD+R | × | 4.7GB |
|
DVD-R DL | × | 8.5GB |
|
DVD+R DL | × | 8.5GB |
|
DVD-RW | 〇 | 4.7GB |
|
DVD+RW | 〇 | 4.7GB |
|
DVD-RAM | 〇 | 4.7GB |
|
DVD-ROM | × | - |
|
上記のように、DVDと一口に言ってもさまざまな種類があります。容量もそれぞれ異なるので、用途にあわせて選びましょう。また、繰り返し録画ができるものとできないものが存在しているので、ダビングした映像を誤って消したくない場合は1回しか録画できないDVDを選ぶことをおすすめします。
VHS(ビデオテープ)をDVDにダビングする方法
VHS(ビデオテープ)をDVDにダビングする場合、主に以下のような方法があります。
- ビデオデッキとDVDレコーダーでDVDにダビング
- VHS(ビデオテープ)とDVD一体型レコーダーを使ってDVDにダビング
- VHS(ビデオテープ)をパソコンのソフトを使ってDVDにダビング
- ダビングサービスを利用する
それぞれにメリットやデメリットがあるので、自分に合った方法を選択しましょう。
それぞれの方法における、詳細な手順を解説していきます。
ビデオデッキとDVDレコーダーでDVDにダビング
ビデオデッキとDVDレコーダーを使ってVHSをDVDにダビングするために必要なものは、以下の通りです。
用意するもの
- ビデオデッキ
- DVDレコーダー
- ビデオコード
- DVD
ビデオデッキとDVDレコーダーは、それぞれ再生と録画用に使用します。また、お互いを接続させるために3色のビデオコードの準備が必要です。DVDデッキをお持ちでない方は購入、又はレンタルなどで対処する必要があります。
手順
- ビデオデッキの出力端子に、ビデオコードを接続
- DVDレコーダーの入力端子にもビデオコードを接続し、ビデオデッキとつなぐ
- ビデオデッキでVHSを再生すると同時に、DVDレコーダーの録画をスタートして再生が完了したら録画を停止して完成
もっと知りたい DVDへダビングした後のファイナライズについて
ファイナライズとはダビングしたDVDを、その作業をした機器以外でも再生可能にする(読み取り専用メディア)処理のことを指します。
レコーダーの多くが、ダビング処理とファイナライズ処理を別々で行っています。そのため、ファイナライズしたい場合は、まずはダビング処理を行い、後から自分でファナライズ処理をしなければなりません。
ファイナライズをしなくても、ダビングを行ったレコーダーでは再生できますが、それ以外の機器で再生することができません。ダビングしたDVDを人に渡す場合や、もしレコーダーが壊れてしまった時のことを考慮してファイナライズしておきましょう。
VHS(ビデオテープ)とDVD一体型レコーダーを使ってDVDにダビング
VHS・DVD一体型レコーダーをお持ちの方がVHSをDVDにダビングする際に必要なものは、以下の通りです。
用意するもの
- 一体型レコーダー
- DVD
ビデオデッキとDVDレコーダーが一体化されたレコーダーがあれば、それぞれのデッキが不要となり、接続ケーブルも不要なのでこの方法がおすすめです。一体型レコーダーは通販などで購入可能です。また、レンタルを行っているサービスもあります。
手順
- ダビング元のビデオテープ、ダビング先のDVDを一体型レコーダーに挿入する
- ほとんどの一体型レコーダーではダビング機能があるので、ダビング機能を使いダビングする
VHS(ビデオテープ)をパソコンのソフトを使ってDVDにダビング
VHSを、パソコンを使ってDVDにダビングするために必要なものは、以下の通りです。
用意するもの
- ビデオデッキ
- パソコン
- ビデオキャプチャケーブル
- ビデオキャプチャソフト
ビデオデッキとパソコンは、ビデオケーブルでは基本接続できないため、ビデオキャプチャケーブルを用いて接続します。ビデオキャプチャソフトを用いて映像を取り込むスタイルとなります。
もっと知りたい ビデオキャプチャとは?
ビデオキャプチャとは、ビデオデッキやDVDレコーダーなどの映像を扱う機器から、映像や音声をデータ化してコンピュータ取り込み、保存すること、またそのための機器を指します。ソフトウェアである「キャプチャソフト」もあります。家電量販店やインターネット通販などで購入できます。
手順
- パソコンにビデオキャプチャソフトをインストールする
- パソコンとビデオキャプチャケーブルを接続して認識させる(場合によってはドライバのインストールが必要)
- ビデオデッキとビデオキャプチャケーブルを接続
- ビデオデッキで再生して、パソコンのビデオキャプチャソフトで録画する
- 録画した動画をDVDに焼く
VHS(ビデオテープ)のダビングサービスを利用する
記載したようにVHSからDVDへのダビングは自分でも行うことはできます。しかし、機器の準備や手間がかかります。一度だけのダビング作業で機器を揃えるのは、費用面でメリットが少ないと言えます。またダビングは基本的に録画時間分だけかかるので、かなり時間と手間がかかる作業です。もし作業を負担に感じる方は、お店でのダビングサービスがおすすめです。
ダビングサービスなら手間が少なくてお得!
ダビングサービスでは、業者にダビングしたいVHSを渡すだけで良いのが一般的です。ダビングする本数によっては、デッキ類を中古で買ったりレンタルしたりするよりも費用が安く済みます。近所に店舗がない場合は、送付すれば対応してくれる業者もあるので、チェックしてみましょう。
VHS(ビデオテープ)をDVDにダビングするなら、宅配サービスがあるカメラのキタムラ!
カメラのキタムラでは、VHSをDVDにダビングするサービスを行っています。インターネットで注文して、テープを送るだけなので面倒な作業も必要なく簡単!
ダンボールに入らない場合は、お客さまがお持ちのダンボールをご利用いただいても構いません
また、VHSテープは水気に弱く、カビやテープの擦れなど劣化が懸念されます。しかしDVDなら色褪せることがなく、置き場所もVHSビデオと違ってとても薄く、整理しやすいですね!
また、カビが生えていたりテープが切れているVHSであっても対応可能*です。さらに、海外方式(PAL/SECAM)で記録したものも受け付けております。
DVDへのダビングは1枚2,200円(税込)~、仕上がりはビデオ発送から約16日**程度です。専用トールケース付きで、キャプチャの挿入も行っています。
ご注意版権・著作権のある映像、公序良俗に反するような映像は受付できません。
*原版の劣化(カビ・シワ・破れ等)がひどく、ダビングできないものは無料返却となります**お客様のテープの状態により、サイト上に表示されている納期より、最大で20営業日ほど納期をいただく場合がございます
カメラのキタムラは直接店舗へ持ち込みもOK!
カメラのキタムラではVHSをDVD化するサービスを店舗でも行っています。
DVDへのダビングは60分まで1,780円(税込)~、仕上がりは約1カ月です(2024年7月3日時点での情報です)。
ひどい劣化で修復が必要な場合は、注文時に修復パック600円(税込)/1本を申し込むことで、カビ取りからテープのシワや癒着までトラブル全般に対応してもらえます。
*原版の劣化(カビ・シワ・破れ等)がひどく、ダビングできないものは無料返却となります
ご注意版権・著作権のある映像、公序良俗に反するような映像は受付できません。
ダビングした動画をスマホでみれるサービス「スマホプラス」もございます。
ビデオテープや8mmの動画をスマホで閲覧・編集・保存できる専用アプリで、キタムラのDVDダビングと同時注文すると+600円(税込)で、専用QRコードが発行されます。ビデオテープや8mmの動画をスマホでさらに楽しめるサービスです。
VHS(ビデオテープ)からDVDへのダビングはプロに任せるのがおすすめ!
今回は、VHS(ビデオテープ)をDVDにダビングする方法について解説しました。VHSをDVDにダビングする際には、ビデオデッキやDVDレコーダーなどの準備が必要です。もし必要器機を持っていない場合は、購入やレンタルをしなくてはいけません。また、使用するメディアを選ぶ手間などを考えると、意外と面倒な作業です。
手軽にダビングしたい場合は、ダビングサービスの利用がおすすめです。カメラのキタムラのダビングサービスでは、ネットで注文し、DVDにダビングしたいVHSを送るだけなので、お店に行く必要もなく簡単にダビングしたDVDが手に入ります!もちろん店頭でのご注文も可能です。
チャプターの自動挿入や、劣化したテープの修復など、嬉しいサービスも併せて行っているので、ぜひチェックしてみてください!
※記事の内容は記事公開時点での情報です。閲覧頂いた時点では商品情報や金額などが異なる可能性がございますのでご注意ください。
月間 人気記事ランキング (2023.6.1~6.30)