大学願書の写真にふさわしい服装を徹底解説。
願書の写真はその後何に使われるのかも知っておこう！

大学願書の作成は、いよいよ受験！と心が引き締まる瞬間でもあります。大学願書には、必要事項を記載するだけではなく、顔写真を貼付しなければなりません。この写真は一体何に使われるのでしょうか。

受験当日の本人確認

大学願書に貼った写真は、当日、受験をする人物と出願者が同じかを確認するために使われます。不正な受験を防ぎ、間違いなく本人であると確認するため、基本的にすべての大学願書で顔写真を求められると考えておいた方がよいでしょう。願書に貼る写真は、現実の自分と差異がないものを選ぶことが大切です。

入学後の学生証

大学によって異なりますが、願書の写真を入学後の学生証として使うところが比較的多くあります。入学時に作成した学生証は、卒業時まで身分証として使用することになるため、顔写真選びには注意が必要です。

制服は避ける

大学願書の写真がそのまま学生証で使用される場合、在学中の高校の制服で撮影してしまうと、卒業時まで制服姿の顔写真を身分証として使うことになります。身分証明には影響ありませんが、より社会人に近づき見た目も中身も大きく変化する大学生活を経た自分の姿と比べると、恥ずかしい気持ちになるかもしれません。
受験勉強も忙しい時期に顔写真の服装で悩みたくないと思うかもしれませんが、入学後のことを考え、制服は避けた方がよいでしょう。

落ち着いた雰囲気の服装を選ぶ

Tシャツやパーカーなど、ラフすぎる服装は避けた方が無難でしょう。シャツ・ブラウスなどのきれいめな服装であれば、学生証として使われたとしても違和感なく過ごせるはずです。もし入学式用のスーツをすでに準備しているのであれば、そちらで問題ありません。色は黒や茶色など、落ち着いた大人っぽい雰囲気のカラーを選ぶとよいでしょう。

服装だけでなくヘアメイクも写真の印象を大きく左右します。男女関わらず、大学願書の写真を撮る時に気をつけたい、ヘアメイクのポイントについてご紹介します。

推薦・AO入試であれば髪は暗色にする

願書の顔写真は、それだけで合否を決める要因にはならないものの、面接官や選考担当に与える第一印象に大きな影響を及ぼす可能性があります。選考担当の性別や年代は願書を送るまでの間には判断できません。もし選考を行う先生が明るすぎる髪色に良いイメージを持っていない方だった場合、良い第一印象を与えられるとは言えず、先入観であなたの人間性を判断されてしまう可能性も…。できればナチュラルな地毛に近い色に染め直し、派手なヘアアレンジも避けましょう。

証明写真機（スピード写真）

手軽で安価、さらに屋外設置であれば24時間撮影が可能な点が特徴の証明写真機（スピード写真）。駅やショッピングモール、コンビニなど、街のいたるところに設置されているので、近所のどこにあるかすぐ思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか。思い立ったときにすぐ撮影することができます。近年主流になってきたWeb出願用のデータも、もちろん取得可能です。
ただし、カメラに合わせて自分が動いて撮影する必要があるため、思ったような角度で撮れなかったり影が入ってしまったりと、納得のいかない仕上がりになることも。事前に姿勢や身だしなみをよく確認してから撮影するとよいでしょう。

写真館（スタジオ）

プロのカメラマンによるクオリティの高い写真が魅力の写真館。基本的には撮り直しも可能で、スタジオによっては色合いなどの簡単な補正をしてくれることも。
専門スタジオであれば、経験豊富なカメラマンから表情や身だしなみなどのアドバイスを受けながら撮影してもらえるので、写真を撮られることに不慣れな人でも印象の良い証明写真を用意できるでしょう。
近年では画像データも取り扱っている写真館やスタジオがほとんどなので、Web出願用データの形式や写真サイズも、豊富な選択肢の中から選ぶことができます。

カメラのキタムラの証明写真では、予約不要で受験用・願書用・受験票用の証明写真撮影を行っています。スタッフの丁寧なアドバイスもあり、撮り直しもできるので、納得のいく証明写真を手に入れることができるでしょう。もちろんWeb出願用のデータ加工・ダウンロードも可能。画像データを指定のサイズに加工してお渡しするので、提出間際になってデータサイズで戸惑うこともありません。