引越し報告はがきの文例
引っ越しの理由によって文章は異なる
引っ越しのポストカードの文章には、まず転居した旨をお知らせします。
次に新しい住所や連絡先を書き、今後の変わらぬお付き合いをお願いする文を入れるのが一般的です。
引っ越しのお知らせ文は、進学や就職、就職など引っ越しの理由によって異なります。
こちらで文例をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
最も一般的な文例をみてみましょう。
文例1
拝啓 皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度私たちは下記へ転居いたしましたので、お知らせいたします。
お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄り下さい。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
まずはごあいさつかたがたお知らせまで。
住所;〒○○○-○○○○ ○○市○町3番地
電話番号;(任意)
氏名;北村太郎
敬具
「お知らせいたします」の後に「場所は、○○線○駅から徒歩で○分のところです。」といった形で、交通機関から新居までのおおよその距離を伝えておくとより親切です。
「にぎやかな繁華街の一角です。」など、転居先の町の雰囲気を伝えるのも良いですね。
転勤した時に書く引っ越しはがきの文例
次に転勤をした時の文例です。
文例2
拝啓 日ごとに暖かさが感じられるようになりましたが、お変わりございませんか。
さて突然ですが、この度転勤で沖縄に引っ越しました。
子どもたちがまだ小学生と幼稚園のため、家族そろっての赴任です。
ここは自然が豊かで、子どもたちが毎日元気にはしゃいでいます。
もし旅行などでお近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄り下さい。
まずは、転居のお知らせまで。
敬具
平成○○年○月
もし単身赴任の場合には「引っ越しました。」の後の部分を、「子どもの学校のこともあり、家族を東京に残したまま単身赴任をすることとなりました。」といった形の文章に変えると良いでしょう。
また親と同居するために引っ越しをした場合は、時候のあいさつの後に「さて、この度妻の両親と同居することになり、下記に転居いたしました。」と入れます。
結婚後の引っ越しはがきの文例
結婚の報告と転居のお知らせを入れる時の文例をみてみましょう。
文例3
拝啓 初秋の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
いつもひとかたならぬお引き立てを賜り、厚くお礼を申し上げます。
さて私たち、この度結婚いたしました。そしてささやかながら下記にて新しい生活をはじめました。
未熟なところも沢山あるふたりではございますが、お互い助け合ってこれからの人生を歩んでいきたいと思っております。
今後とも変わらぬご指導や末永い御交情を心よりお願い申し上げます。
敬具
友人などに送る場合には、もう少しラフな文章でも構いません。
文例4
私たち○月○日に結婚しました。
そして下記住所にて新しい生活をスタートしました。
まだまだ未熟なふたりですが、力を合わせて楽しい家庭を築いていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
年末に転居した場合は、年賀状で引っ越しのあいさつをしても良いでしょう。
また引っ越しのお知らせは、遅くても1か月以内には引っ越しのお知らせはがきを送るのがマナーです。
そのため引っ越し後の忙しい時期にあわてなくて済むよう、あらかじめ準備をしておくのも良いでしょう。
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