パソコンを使わずにDVDをダビングする方法！必要なものも解説

パソコンを使わずにDVDをダビングする際に必要なもの

ダビング元のDVD

ダビング元のDVDは、ファイナライズ（再生するための処理）されているか否かをあらかじめ確認しておきます。ファイナライズの完了していないDVDは、そのDVDが作成されたデバイス以外ではデータの読み取りができません。

関連コラム『 ファイナライズとは？ファイナライズ処理をする理由・処理が必要なDVDを解説 』

ダビング元のDVD

データを落とし込むDVDは、その種類と用途を確認しておく必要があります。データの書き換えの可否や、ダビングしたいデータ内容とそのボリュームなど、目的にあった仕様のDVDを選びましょう。

DVDの種類

ダビングに使用できるか否かは「DVD-R」や「DVD -RW」のようにDVDの後につくアルファベットで判断できます。下記の表の中で、基本的にDVD-ROM以外はダビングに使用できます。

「DVD-R/DVD+R」、「DVD-R DL/DVD+R DL」は録音やデータ入力が1度に限られているため注意が必要です。「DVD-RW/DVD+RW」なら約 1,000回、「DVD-RAM」なら約10万回の書き換えができ、以前使用して既存データが残っているものもダビングに使えます。

DVDの用途

DVDは「DVD-R」や「DVD-RW」などの種類ごとに、それぞれ「録画用（ビデオ用）」と「データ用」に分かれています。DVDをダビングするだけであれば、2つのいずれでも可能です。

ブルーレイレコーダー・DVDレコーダー

パソコンがない場合、ダビングにはDVDレコーダーが必要になります。再生機能とレコード機能がついたブルーレイレコーダーでも、ダビングが可能です。

パソコンを使わずにブルーレイレコーダー・DVDレコーダーでダビングする方法

手順１．ダビングしたいDVDをレコーダーのディスクトレイに挿入し読み込みを開始

ファイナライズ済みのDVDをレコーダーのディスクトレイに入れて、映像の読み込みを開始します。複数の映像が保存されている場合は、タイトルを選んで実行しましょう。ただし、選択ができないケースもあるので確認が必要です。

手順２．1のDVDを取り出し、ダビング先DVDと差し替えて初期化

1で読み込んだDVDを取り出し、レコーダーにダビング先となるDVD差しこみ、初期化を実行します。新しいDVDディスクに書き込みをする場合は、初期化（フォーマット）作業が必要です。「ビデオフォーマット」と「VRフォーマット」いずれかで初期化しますが、最終的に視聴するデバイスの様式や用途に合わせるのが一般的です。

手順３．ダビング操作

DVDディスクの初期化が完了したら、ダビングを実行します。

手順４．ファイナライズ処理

ダビングが完了したDVDを同じデバイス以外で再生する場合には、ファイナライズと呼ばれる再生可能処理の作業が必要です。ファイナライズが行われない状態では、追加でデータの書き込みが可能です。データを確定し終了する際は、ファイナライズを実行しておきましょう。

パソコンを使わずにスマホやビデオカメラのデータもDVDにダビングできる？

パソコンがない場合でも、レコーダーによってはビデオカメラやスマホのデータをDVDにダビングすることが可能です。
スマホからのダビングでは、Wi-FiやBluetooth経由でレコーダーにデータを送れるかを確認しましょう。
ビデオカメラの場合は、ケーブル接続やSDカードでレコーダーにデータを送信できればダビング可能です。

関連コラム『 ビデオカメラのデータ保存方法6選！各方法の特徴やおすすめポイントを解説 』

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