【写真集のレイアウト】おしゃれ&ワンランクアップに仕上げるテクニック!
フォトブックサービスを使えば、誰でも簡単にフォトブックや写真集が作れます。写真選びやレイアウトにひと工夫加えれば、よりおしゃれで本格的な仕上がりにできるでしょう。これからフォトブックや写真集を作ろうと考えている方の中には、写真選びやレイアウトのコツが知りたいという方もいるのではないでしょうか。この記事の目次
レイアウトが写真集やフォトブックの出来を決める!
デジタルカメラやスマートフォンなど、撮影機器の進化は目覚ましいものがあります。以前より手軽に質の高い写真が撮影できるため、撮りためているという方も多いかもしれません。
フォトブックサービスを利用すれば、個人で撮影した写真で手軽に写真集やフォトブックが作れます。レイアウトは、より魅力的に仕上げるための重要なポイントです。まずは写真集とフォトブックの違いやレイアウトについて確認しましょう。
特別な技術がなくても本格的な写真集やフォトブックができる時代
近年では、デジタルカメラやスマートフォンなどで撮影した写真でフォトブックを作るサービスが人気です。撮影した写真にコメントなどを組み合わせ、例えば旅行やお子さまの記録、友達や仲間との記念品、プレゼントなどさまざまな用途に活用できます。
個人が楽しむための「フォトブック」に対し「写真集」は写真に対するコメントなどはなく、写真そのものがメインとなっているのが特徴です。写真集は、より写真自体のテーマやコンセプトが求められるといえるでしょう。
写真だけでテーマやコンセプトを伝える写真集は、コメントや編集を加えるタイプのフォトブックよりもハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。しかし、フォトブックサービスを利用して上手にレイアウトを組めば、個人で本格的な写真集を作ることも可能です。
レイアウトを考えた撮影がポイント
おしゃれな写真集やフォトブックを作るためには、あらかじめ作ることを想定し、レイアウトを意識して写真を撮るようにするとよいでしょう。レイアウトをイメージしておけば、アングルや構図にも変化が生まれるため、似たような写真ばかりになるのを避けられます。
また、後日写真集やフォトブックにすることを意識し、さまざまな場面を撮影しておくのもよい方法です。例えば、「紅葉」がテーマの場合、名所や旅先だけでなく家の近所や通勤途中などの紅葉も撮影しておけば、より変化に富んだ内容にできるでしょう。
写真集やフォトブック|レイアウトの基本
写真そのものでテーマやコンセプトを伝える写真集も、写真にコメントや加工をするフォトブックも、基本となるレイアウトのポイントは同じです。意識してレイアウトすることで、全体に統一感を出しながら、それぞれの写真を引き立てられるでしょう。ここからはレイアウトについて4つの観点から解説します。
1.まずはテーマを決める
写真集やフォトブックを作る際、まずはテーマを決めます。全体に統一感を出すため、テーマは複数ではなくひとつに絞るのがポイントです。テーマを決めることで、写真選びの基準も明確になるでしょう。具体的には、結婚式や旅行などのイベントやマタニティやこどもの成長などの記録、風景や動物の写真など、さまざまなテーマが考えられます。
テーマが決定すれば、写真だけで作るのか、フォトエッセー風にするのか、特定の人物に宛てた手紙風のメッセージを入れるかなど、文字の量や位置づけも決まってくるでしょう。
2.見開きのイメージを統一する
具体的なレイアウトを検討する上で押さえておきたいポイントは、見開き2ページに入れる写真に統一感をもたせるということです。撮影場所が同じ写真や色味が近い写真を同じ見開きに入れることで、見た目に統一感が出せます。
全く異なる場面で撮影した写真が並んでいたり、モノクロ写真とカラー写真が混ざっていたりするとバランスが悪くなるので注意しましょう。場面や色味などに共通点のない写真を並べたい場合は、同じ形状・サイズにしてレイアウトをそろえれば統一感が出せます。
3.見開きを使った大きなレイアウトでメリハリをつける
全ての見開きを同じようなレイアウトにするのではなく、変化やメリハリをつけることも基本的なテクニックとして押さえておきましょう。
例えば、見開き2ページを大きく使ったレイアウトを挿入すると、インパクトのある紙面になります。多用せず、特にお気に入りの写真などに使うのがポイントです。見開きの真ん中「のど」といわれる部分に人物の顔がかからないよう気をつけましょう。
また、1枚の写真を見開きページいっぱいにレイアウトする場合には、余白を作らない「裁ち落とし」がおすすめです。
4.余白も大切
余白をしっかりとることも、写真集やフォトブックにメリハリをつけるテクニックのひとつです。十分な余白をとったレイアウトはそれぞれの写真を際立たせ、印象をより鮮明に残す役割を果たします。できるだけ多くの写真を残したいからと、詰め込みすぎないようにしましょう。
余白の色も重要です。白にすれば明るく開放的な雰囲気になり、ダークな色では落ち着いた印象になります。
おしゃれ&ワンランクアップの仕上がりを目指すなら|上級レイアウトのコツ
レイアウトの基本を押さえた写真集作りに慣れてきたら、さらに本格的なレイアウトテクニックを身につけましょう。センスよく見えるレイアウトの法則が分かっていれば、さらなるレベルアップが目指せます。ここでは5つの上級テクニックをまとめました。
1.レイアウトに強弱をつけてストーリー性をもたせる
写真集にストーリー性をもたせるためには、強弱の変化をうまく使うとよいでしょう。全ての写真を同じサイズにするのではなく差をつけることで、レイアウトに「リズム」が生まれ、単調な印象になるのを防げます。サイズを変えるだけでなく、時には写真を傾けるなど、配置の仕方を工夫することでオリジナリティーを演出できるでしょう。
また、「寄りと引き」「静と動」「直線と曲線」「1人と多数」などの観点から写真に強弱をつけるのもよい方法です。
2.計算されたランダムなレイアウトでアーティスト風に
あえてストーリー性を排除して写真集やフォトブックを作る方法もあります。ストーリー性を排除して作る場合は、ちょっとした工夫でおしゃれな仕上がりになるでしょう。
おすすめは、写真の形状やサイズを統一し、ランダムに配置するレイアウトです。全て同じ枠にして、異なるシーンをギャラリーのように飾れば、アーティスト風の仕上がりになるでしょう。同じ枠をつけるなど共通の加工をすることが、統一感を出すポイントです。
3.トリミングでオリジナリティーを出す
写真をトリミングするのも、オリジナリティーを演出するよい方法です。トリミングすることで、写真を丸や正方形、幅の狭い横長などさまざまな形状にできます。変化をつけるテクニックとして、控えめに使用するとよいでしょう。
効果的なトリミングとして、主役を残す方法が挙げられます。スポーツの試合や運動会など大勢の人でにぎわう写真の場合、そのまま載せると主役が埋もれた印象になりがちです。トリミングによって主役が強調でき、躍動感も伝わります。
4.写真の「向き」を意識する
写真を見る人の視線は、被写体の向きなどによって一定の方向に誘導されます。見る人の視線が誘導される方向が、写真の「向き」です。レイアウトする際は、写真の向きを意識するとよいでしょう。
例えば、被写体の視線がバラバラで外を向いていると、見る人の視線は散漫になります。被写体が同じ方向ばかり見ていても違和感があるでしょう。見る人の視線を自然に誘導できるよう、バランスよくレイアウトすることが大切です。
なお、被写体を正面から写した写真や、構図がシンメトリーの写真など、向きがない写真もあります。向きのない写真は、複数の写真を並べる際の中央に配置したり、表紙に使用したりするのがおすすめです。
5.安定感と色にも意識を向けて
背景の異なる写真を同じページや見開きにレイアウトする場合、配置に注意しましょう。例えば、空や天井が写る写真は上部に、地面に近い被写体の写真は下部に配置すると、全体に安定感が出ます。
また、見開き全体の色味や雰囲気をまとめるといった基本テクニックに加え、共通の色がアクセントとなっている写真を組み合わせるなどの工夫を取り入れると、ワンランク上のおしゃれな作品になるでしょう。
本格的でおしゃれなフォトブックはカメラのキタムラで!
撮りためてきた写真でオリジナル写真集を作る際には、カメラのキタムラをご利用ください。簡単に編集できるフォトブックで、世界にひとつだけの写真集を作れます。種類も多彩でご希望に合ったフォトブックを選べるため「レイアウトが不安……」という方も心配いりません。ここからはカメラのキタムラおすすめのフォトブックを5点紹介します。
大切な思い出は「フォトプラスブック」でしっかり残す
本格的な写真集を作りたいという方は「フォトプラスブック」がおすすめです。豪華なハードカバーで、見開きの中央がフラットになる「レイフラット」を採用しています。
見開き2ページ当たりの画像は1画像~8画像となっており、写真メインの本格的なレイアウトが可能です。白紙から自分でレイアウトすることもできれば、自動レイアウトを使っても作成できます。自動レイアウトを選んだ場合でも、画像の回転やズーム、移動などの編集が可能です。
フォトプラスブック(ハード)のご注文はこちら「ポケットブック」は気軽にできるプチ写真集
写真集作りが初めてという方には、「ポケットブック」をおすすめします。「ポケットブック」は、手軽に持ち運べるコンパクトサイズのフォトブックです。レイアウトできる画像は1ページに1画像か見開き2ページに1画像なので、気軽に始められます。
表紙デザインは44種類あり、テーマに合わせたスタイルを見つけられるでしょう。2冊以上から割引があるため、たくさん作ってプレゼントするのに最適です。
ポケットブックのご注文はこちらレイアウト初心者には「Year Album(イヤーアルバム)」
「写真が多すぎて、写真選びが難しい」という方は「Year Album(イヤーアルバム)」はいかがでしょうか。AI技術が最適な写真を自動でセレクトし、レイアウトまでご提案します。「主人公設定」機能で、優先して入れたい人物の設定が可能です。
「すべておまかせ」機能に加え、必ず入れたい写真だけを選んで残りは自動にする機能もあります。写真の入れ替えやレイアウト変更もできるため、自分のレベルに合わせた編集が可能です。丈夫なハードカバーで、本格的な写真集に仕上がります。
イヤーアルバムのご注文はこちら「フォトブックリング」は固定レイアウトもカスタムにも対応
高精細・高画質を求める方におすすめなのが「フォトブックリング」です。純度の高い色再現や滑らかなグラデーションを実現する写真仕上げで、美しい超高画質の写真集を作れます。インクを使わないため、インク材の劣化もありません。
固定レイアウトは自動でレイアウトしてくれるため、時間もかからず簡単です。フリーレイアウトなら自由自在にレイアウトでき、自分のセンスを思いきり発揮できるでしょう。背景バリエーションやスタンプ機能も使って、とことんカスタムできます。店舗で出力すると最短1時間で仕上がるため、すぐに欲しい場合にも最適です。
フォトブックリングのご注文はこちらマガジンタイプの「PhotoZINE(フォトジン)」
おしゃれなマガジンタイプの「PhotoZINE(フォトジン)」は、シンプルでセンスあふれるフォトブックです。サイズは4種類で、最大1,100画像を載せられます。
「SLIM」タイプは1ページに同じ形状の写真が入り、スマートフォンのカメラロールやギャラリーのカタログを感じさせるデザインです。同じ被写体の変化をテーマにした写真集、趣味の作品集など、アイデア次第で利用範囲も広がります。自動レイアウトに任せることも白紙から自由にレイアウトすることもでき、文字入れも可能です。
また、店舗で出力すると最短1時間仕上げであることから、スピードを重視される方にもおすすめします。
PhotoZINE(フォトジン)のご注文はこちらまとめ
写真集やフォトブックを作る際には、ちょっとしたレイアウトのコツを意識することで、仕上がりをワンランクアップさせられます。フォトブックサービスを利用する際には、レイアウトに注意するとよいでしょう。
手軽に本格的な写真集を作りたいなら、カメラのキタムラのフォトブックをぜひご利用ください。自分のレベルや希望に合わせた編集機能を使えば、初心者でも本格的な写真集を作れます。センスを生かしたい方は、白紙からレイアウトするのもよいでしょう。写真専門店ならではの仕上がりで、納得の作品ができ上がります。