/更新:2024年12月01日 公開:2021年07月30日
大量の写真を整理したい!仕分けのコツやデータ化の方法を紹介!
- # DVD# デジタル化# 写真# アルバム# 終活
スマホやデジカメが普及する以前、フィルムカメラが主流だったときは、写真を現像して形に残すのが当たり前でした。大量のプリントした写真やアルバムは保管スペースを必要とし、整理にも手間がかかります。「すっきりまとめたいけれど、何から始めればよいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
写真の整理は、ちょっとしたコツを意識するだけでスムーズに進みます。また、データ化して保管すれば、収納スペースの問題も解消しやすくなるでしょう。そこでこの記事では、大量にたまった写真の整理方法やデータ化の方法を紹介します。
大量の写真を整理するための3つのステップ
整理したいと思っていても、大量の写真をいざ目の前にすると「時間がかかりそう」と尻込みしてしまうかもしれません。しかし、心配は無用です。写真の整理にはステップがあり、正しい順番で進めることでスムーズに運びやすくなるでしょう。ここでは、大量の写真を整理するための3つのステップを紹介します。
Step1.写真の量と内容を把握する
整理を始める前に、家の中にある全ての写真を取り出して、全体の量を確認します。アルバムにまとめた写真や重ねて束にした状態の写真など、形状はバラバラかもしれませんが、同じ場所に集めましょう。
全体量を把握した後は、写真の内容を確認します。撮影した年代やイベントごとにざっくりと分類してみましょう。スムーズに整理を進めるためには、全体感を把握してから、細かい仕分け作業に取り掛かることが大切です。
Step2.保存方法を決める
次に、写真の保存方法を確認します。以下に写真の保存方法として考えられる一例をまとめました。
方法 | 内容 |
---|---|
データ化する |
|
専用スペースで保管する |
|
アルバムを作る |
|
データ化は、大量の写真をコンパクトにまとめられるおすすめの保存方法です。スマホアプリやプリンターを使って自分でスキャンする方法と、業者に依頼する方法があります。
写真をそのままの形で保管したい場合は、レンタルスペースや専用の保管ボックスを活用することも選択肢のひとつです。その際、写真の傷みを防ぐために定期的な手入れをするとともに、適切な環境で保管できるように管理しましょう。
アルバムを自作する場合、テーマや年代別に分けると整理しやすくなります。また、専門サービスを利用してフォトブックを作るのも一案です。カメラのキタムラでは、多彩なフォトブックのご用意があり、状況や好みに応じてさまざまな種類のフォトブックをお作りいただけます。
Step3.写真を取捨選択する
「残すもの」と「処分するもの」に分けて、写真を整理しましょう。大量の写真の中には、同じようなシーンを何枚も撮影していたり、ピンボケではっきり写っていなかったりと、処分できるものも含まれているでしょう。残しておきたい写真を取捨選択することが大切です。空き箱や付箋を活用して分類すれば、大量の写真も整理しやすくなります。
【残す?処分する?】プリントした写真を整理するコツ
写真が大量にあると、仕分け作業に時間がかかってしまうことがあるかもしれません。大量の写真を仕分けするときは、取捨選択の基準やルールを設けることがおすすめです。ポイントを少し意識することで、スムーズな仕分けにつながるでしょう。ここでは、大量の写真を整理するための2つのコツを紹介します。
コツ1.取捨選択の基準を決める
取捨選択を迷ってしまう場合は、「処分してもよい写真」の基準を決めましょう。基準に沿って判断すれば、悩むことなく選別できます。
【処分の候補になる写真の例】
- 目を閉じている
- ピンボケしている
- ブレがある
- 同じような写真が複数枚ある
- 風景だけ、食事だけなど人物が写っていない(詳しい写真の背景が分からない)
中には基準を決める際に迷ってしまう方もいるかもしれません。しかし、場当たり的に選別するのに比べ、自分なりの基準を決めておくことでスムーズな取捨選択がしやすくなります。
コツ2.テーマごとに分類する
テーマごとに写真を分類すると、すっきりまとまって整理しやすくなります。例えば家族写真では、以下のように大きく2つに分類するのもおすすめです。
イベント系 | 旅行、七五三、入学・卒業、誕生日など |
---|---|
日常系 | 家の中、公園、散歩中などの何気ない毎日の瞬間 |
テーマごとに分類する以外に、時系列にまとめていく方法もあります。「処分の候補になる写真」の選別と同時に、テーマ・時系列ごとの仕分けもすると、素早く整理できるでしょう。同じグループをまとめた上でメモを貼っておくと、内容が一目で分かります。
プリントした写真はデータ整理がおすすめ
写真のデータ化にはたくさんのメリットがあります。以下は写真をデータ化するメリットの一例です。
【写真をデータ化するメリットの一例】
- 大量の写真もコンパクトにまとまる
- しまい込んだアルバムを取り出すことなく、思い出の写真を気軽に楽しめる
- 家族や友人と簡単に共有できる
- 大切な思い出を劣化から守ることにつながる
- フォトブックやムービーの作成にも手軽に活用できる
自分でアルバムを作り整理する方法もありますが、古い写真は劣化が進んでいることもあり、作業中に写真を傷つけてしまう恐れもあります。大切な写真を今より劣化させない状態で整理したい方は、写真のデータ化がおすすめです。
プリントした写真をデータ化するための方法
写真のデータ化は「プリンター」「スマホアプリ」「コピー機」「業者」のいずれかを活用するのが一般的です。ここでは、それぞれの方法の特徴やメリットを紹介します。写真のデータ化を検討されている方は、自分に合った方法を探してみましょう。
プリンターでスキャンする
自宅にあるプリンターや複合機のスキャナー機能を使って、自分でデータ化する方法です。プリンターの中にはスキャナー機能が備わっていないものもあるため、お持ちのプリンターが対応可能か事前に確認しましょう。
自宅にいながら好きなタイミングでデータ化できることがメリットです。一方で写真がたくさんある場合は、時間がかかる恐れがあります。
スマホアプリでスキャンする
アプリを使ってスマホからスキャンする方法もあります。手順は非常にシンプルで、アプリから写真を撮影するだけです。難しい操作が苦手な方でも簡単にデータ化できるでしょう。Googleフォトの「フォトスキャン」日本マイクロソフトの「Microsoft Office Lens」など、さまざまなアプリが登場しています(2022年11月21日時点での情報)。
スマホアプリでのスキャンは自力で手軽にデータ化できる方法ですが、写真が大量にあるときは時間がかかってしまうでしょう。
コンビニのコピー機でスキャンする
コンビニのマルチコピー機で写真をスキャンし、USBメモリーにデータを保存する方法です。専用アプリをインストールすれば、スマホに保存できるコンビニチェーンもあります。
コンビニチェーンによって対応サイズや価格が異なる場合があるため、事前に確認しましょう。また、コンビニのマルチコピー機は他の利用客も使用します。データ化したい写真が多い場合には向かないかもしれません。
業者に依頼する
「写真が大量にありスキャンする時間がない」「自分でデータ化するのは不安」という方は、業者に依頼する方法がおすすめです。
データ化サービスを提供している業者には、店舗があるタイプとオンラインのみで受け付けているタイプがあります。店舗がある業者は、直接相談ができて安心感を得やすいことが魅力です。オンラインでの注文は、ネットで注文できる手軽さがあります。
自力で大量の写真をデータ化するには時間と労力が必要です。また、アルバムの写真を自分でスキャンする場合、台紙からうまくはがせず困ってしまうケースもあるでしょう。業者に依頼すれば、作業は全てお任せで、手間がかかりません。アルバムの写真もきれいにデータ化してもらえます。
必要ない写真を処分したいときは
必要ない写真を処分したいとき、プライバシーが気になったり、「縁起が悪いような気がする」と感じたりと、何かと不安に感じる方も多いでしょう。ここでは、写真の処分方法を4つ紹介します。理解を深めて、自分にとって最良な捨て方を選択するための判断材料にしましょう。
【まずは確認】写真を処分する前の一工夫
人が写っている写真や、場所が特定できる写真をそのまま捨てることに抵抗がある方もいるかもしれません。捨てる前に一工夫することで、不安な気持ちを解消しやすくなるでしょう。例えば、以下のような方法があります。
- シュレッダーにかける
- 漂白剤の入った水に浸して写真を白くする
- 個人情報保護スタンプなどを活用する
- 新聞紙や袋で包む
この他ガムテープを使って写真をグルグルに巻いてしまう方法もあります。写真には自分だけでなく他人の個人情報も含まれる恐れがあるため、処分する際はプライバシーが流出しないように対策を徹底しましょう。
方法1.燃えるごみに出す
燃えるごみとして処分するのが最も手軽な方法です。「プライバシー対策をすれば抵抗ない」という方は、通常のごみと一緒に自分で処分するとよいでしょう。
紙でできた写真はリサイクルできそうですが、資源ごみではありません。リサイクルできない「禁忌品」に該当するため、写真は必ず燃えるごみとして処分します。また、アルバムに金属部分がある場合は必要に応じて分別しましょう。
【参考】公益財団法人古紙再生促進センター 『家庭からリサイクル』
方法2.クリーンセンターに持ち込む
クリーンセンターとは、各地域に設置された、行政が運営するごみ処理施設のことです。クリーンセンターを利用する場合、ごみを直接搬入して処理するため、プライバシー対策をする手間が省けます。燃えるごみに出すのが不安な方におすすめの方法です。地域によっては予約が必要であったり、料金がかかったりする場合もあるため、事前に確認しましょう。
方法3.お焚き上げをしてもらう
お焚き上げとは、遺品や思い入れのあるものを供養・焼却して、浄化する儀式ことです。地域により対応は異なりますが、写 真の量によっては、自宅の庭や所有地を使って自分でできる場合があります。自分でできないときは、寺院や神社に依頼してみましょう。
故人の写真や思い入れがある写真など、細断したりごみとして処分したりするのに抵抗がある方におすすめです。寺院・神社に依頼する場合は、お焚き上げをしてもらえるか、電話やメールで問い合わせしてみましょう。
方法4.専門業者に依頼する
プライバシーが気になって自分で処分したくない場合は、溶解処理業者 に依頼する方法もあります。
溶解処理業者とは、写真や機密文書、個人情報などを溶解炉でドロドロに溶かして処理する業者のことです。専門業者に依頼すれば、プライバシーを守りながら処分してもらえます。なお、業者によって費用やシステムが異なるため、事前にリサーチしておきましょう。
プリント写真のCDデータ保存はカメラのキタムラにおまかせ!
写真の整理にお困りの方は、カメラのキタムラCDデータ化サービスをご検討ください。お店に写真を持ち込むだけで、手軽にデータ化できます。大量の写真も薄いCDにデータ保存すれば、収納場所に困りません。写真は保管環境によって劣化が進みやすくなることもあります。大切な写真のバックアップとして、CDデータがあれば安心です。
さらに写真だけでなく、A4サイズまでの紙もデータ化できます。お子様の紙作品やたまった名刺など、さまざまな用途に役立つサービスです。
カメラのキタムラならアルバムもそのままDVDに保存できる!
カメラのキタムラでは、写真をDVDやブルーレイディスクにデータ化する「アルバムそのままDVD」サービスを提供しています。その名の通り、アルバムから写真をはがさずそのままデータ化できるサービスです。ここでは、「アルバムそのままDVD」の内容やおすすめのポイントを詳しく紹介します。
写真アルバムを手軽にデータ化
「アルバムそのままDVD」では、アルバムをページごとにデータ化し、テレビで楽しめるDVD・ブルーレイディスクにしてお渡しします。アルバム内の写真1枚1枚のデータ化も可能です。
アルバムから写真をはがしたり取り出したりする必要がないため、大切な写真を傷つけずにそのままの形でデータ化できます。また、写真画像用DVDがセットになっており、1枚ずつのプリントも可能です。貴重な写真を劣化させることなくコンパクトに保管し、テレビやパソコンで手軽に閲覧いただけます。
DVD1枚に最大120ページ分のアルバムの記録が可能
1枚のDVDにつき、写真の枚数を問わず最大120ページ分のアルバムをデータ化できます。大量の写真もすっきりまとまるでしょう。
また、本編DVDにはBGMとして、シューマンの「トロイメライ」、パッヘルベルの「カノン」、ショパン「幻想即興曲」の3曲が収録されています。思い出を振り返る際に、懐かしいムードを高められるBGMです。
仕上がりの目安は約4週間で、店舗でのお渡しになります。地域によって納期が異なるため、詳しくはご利用の店舗までお問い合わせください。
※2024年12月1日時点での情報です
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まとめ
大量の写真を整理するときに大切なポイントは、保存方法を明確にして「残すもの」と「処分するもの」を取捨選択することです。「処分してもよい写真」の基準を決めると、スムーズに選別できるでしょう。
できるだけコンパクトに収納したい方や、大切な思い出をきれいな状態で保管したい方は、データ化がおすすめです。写真の整理でお困りの際は、カメラのキタムラでCDやDVDにデータ化してみませんか。
※記事の内容は記事公開時点での情報です。閲覧頂いた時点では商品情報や金額などが異なる可能性がございますのでご注意ください。
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